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こんなとこ、どうやって行けってんだ!? お堂・お庵

南山口大師堂

沿革・伝承等

現在のお堂は、寺屋敷跡に建っている。『三加茂町史』によると、金丸郷に林閑寺があり、本坊、角野坊、先蔵坊、定蔵坊、下野坊、宝蔵坊、多門坊の7堂の伽藍が建ち、川を挟んで、山口城があった。天正年間、長宗我部の進攻により、兵火にあい焼失する。大正期末に、お堂の管理が難しくなり、近くの林下寺に大師像を預けたところ、南山口に火災や疫病が頻発した。大師像が、元の場所に帰りたいと思っていると感じた信徒が、管理寺の住職に祈祷をお願いして、昭和の初期にお堂を建立し、大師像を元の通りに安置しお祀りしたところ、地域の災難が皆無となった。また、昭和24年(1949)7月7日に、この地方を襲った集中豪雨は、山麓の地形を変え、鉄道も流出するほどの激しいものであったが、大師堂に向った土石流が、お堂のすぐ裏で方向をかえて下の田圃を埋め尽くした。この不思議な出来事が、大師信仰を根強いものとした。

●建物
昭和5年(1930)に改築された2間四方の宝形造のお堂と、その後に増築された3間に1間半の切妻造の座敷が一体となって、今のお堂を形作っている。

●祭祀仏
本尊の弘法大師坐像は石造りで、お堂正面に幅1.8mの仏壇を設けて安置されている。

●環境
国道192号を江口駅から約500m南へ、林下寺への道を通り、鉄橋の下をぬけ、300m程登った所にお堂がある。

行事

毎年8月21日前後に、管理寺の都合に合わせて、護摩祈願が行われている。また、12軒の信徒が当番制で、日参り箱をまわし、お飯とお茶湯を毎日供えている。






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改築前の名称南山口大師堂
現在の名称南山口大師堂
所在地徳島県三好郡東みよし町中庄山口
現在の建物面積33.00平方メートル



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