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こんなとこ、どうやって行けってんだ!? お堂・お庵

中屋薬師堂

沿革・伝承等

明治12年の明細帳によると「観音庵」で本尊は「観世音」、信徒は240人とある。昭和16年(1941)の「仏堂の寺院所属に関する書類」には「観音堂」で「薬師如来」とある。「由緒、沿革は不詳なれど慶長3年(1598)頃より長善寺の末庵として今日に至れり」とある。現在地域の人は「お薬師さん」と呼んでいる。直径28cmの「鉦」が仏間にあり、明治38年(1905)10月下旬、阿州三好郡西庄村字加茂山、薬師堂とあり、なぜ観音堂が薬師堂になり、本尊も変わったかは不明である。

●建物
明治初期にお堂が火元で火災になり、合わせて民家も5戸類焼したといわれており、その後に再建された。濡れ縁があり、仏間には素朴な組木細工や彫刻が見られる。昔は寺子屋として使用していた。現在は地域の集会所として利用されている。明治12年(1879)の『堂庵明細帳』によると、「桁行3間、梁行2間半、境内55坪で共有地」とある。

●祭祀仏
本尊の薬師如来立像は一木造りの仏像で左手に薬壷を持ち、ノミ跡が残る素朴な作りである。火災の時に焼失したため急きょ作ったものではないだろうか。他に「明治42年(1909)1月12日開眼」と厨子に記入した、像高37cmの寄木造りの弘法大師坐像と像高30cmの寄木造りの地蔵菩薩立像がある。

●環境
町役場から南へおよそ4km、加茂山上集落のほぼ中心の傾斜地にあり、お堂から加茂山下や向かいの山々が見渡せて眺めがよい。集落が見えてくると、お堂の赤い屋根が最初に目につく。






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改築前の名称中屋観音堂
現在の名称中屋薬師堂
所在地徳島県三好郡東みよし町西庄字中屋77
現在の建物面積32.60平方メートル
祭祀仏
(像高(cm)/種別/材質/年代/西暦/備考)
薬師如来立像/45.0cm/本/木/不詳/不詳/
地蔵菩薩立像/30.0cm/合/木/不詳/不詳/明治42年開眼(1909)
弘法大師坐像/37.0cm/合/木/不詳/不詳/明治42年開眼(1909)



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