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こんなとこ、どうやって行けってんだ!? お堂・お庵

原阿弥陀庵

沿革・伝承等

明治の明細帳には、「美馬郡里村西教寺末、真宗西本願寺派にて信徒130人、受持 平田順道」とある。近所の老人は「昭和20年頃まで古い建物があり、辻出身のおとみさん夫婦が庵の世話をしていた。」「春のお節句には桜の下で花見をした。」「吉野川での水泳の道中、ここに立ち寄り寝ころんで休んだことがなつかしい。」等と話している。現在、庵の管理は桧家が行っている。鐘に明治31年(1898)11月吉日発起人 森類吉 西讃繁田郡辻村原字右衛門と記名。

●建物
『明治明細帳』には桁行3間半、梁行2間半、境内30坪で民有地とある。昭和20年頃まで建っていた堂の南西にあった桜の古樹が自慢であった。

●祭祀仏
小さい祭壇に新しい仏壇を設けて阿弥陀仏の立像を安置している。ごく新しいもので印相は施無畏、与願印である。目は下向きで穏やかな雰囲気をただよわせている。木造で金箔をはり合祀仏として、もう1体の阿弥陀仏(立像)が祀られている。

●環境
阿波加茂駅から北へ約1km。原中振興会の北入口にあたるところ、農免道と交わる三叉路にある。

行事

正月と盆には御正忌(ごしょうき)さんの念佛まいりをする。また、毎月14日は「およりさん」を開く。「およりさん」というのは「桧名」の家々が寄り合う念仏講のこと。昔は庵で催していたが、庵が狭くなった機会に、それぞれの家庭を巡る輪番制にした。夜間に開き、まず仏壇に花・水・ご飯・菓子等を供え、燈明をともし「あみだはん、ごせんぞさん、どうかおうけとりなして」に始まり、念佛、正信念仏偈・御文章を唱える。終えて世間話に移り時には午前2時頃まで続くことがあるという。







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改築前の名称原阿弥陀堂
現在の名称原阿弥陀庵
所在地徳島県三好郡東みよし町加茂580‐6
現在の建物面積2.72平方メートル
祭祀仏
(像高(cm)/種別/材質/年代/西暦/備考)
阿弥陀如来立像/12.0cm/本/木/不詳/不詳/
阿弥陀如来立像/33.0cm/合/木/不詳/不詳/



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