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こんなとこ、どうやって行けってんだ!? お堂・お庵

北村観音堂

沿革・伝承等

鐘楼と本堂の間に立つ町内最大の地蔵菩薩立像は、ここから約500m西にある地蔵町から信者に背負われて移してきたと伝えられる。

●建物
約85坪の境内に、東から「北村老人憩いの家」(集会所)、鐘楼、本堂の順に並び、これらは何れも平成になってから再建されている。明治12年の『境外堂室・庵室明細帳』(加茂村役場)によると、本堂は桁行2間、梁行2間、寄せ棟屋根の瓦葺で、高知県庁(当時は高知県に所属)より27里30丁とある。鐘楼と観音堂には文政3年(1820)の棟札が残っているが、その傍に立つ等身大のお地蔵さんの台石に正徳3年(1713)の年代が刻まれているので、建物の創建もその頃に遡るかも知れない。 現在の観音堂は10畳の部屋に桝天井を張り、周囲に幅1mのぬれ縁を巡らす。管理維持は「観音堂を守る会」や「長寿会」が中心になって行っている。

●祭祀仏
本尊の観音菩薩立像は、宝冠に小さな化仏を付け、右手は施無畏印とし、左手を垂下して未開蓮華を持つ。寄木造り、金泥塗り、白亳を入れる。天衣を両側に垂らし裳は精巧に表現、底面に3行程の墨書があるが判読できない。この他に高さ30cm前後の阿弥陀如来坐像、大日如来坐像など5体の仏像があるが、近年、塗料で厚く着色されている。

●環境
三加茂町の西方、北村地区の集落のやや中央部、平坦な町道の四つ角に建ち周囲には点々と田畑も広がる。約150m北の県道沿いには、条里の跡を示す「一乃坪地蔵尊」の石碑や一里松の跡も残る。

行事

毎年8月17日の夜、管理寺の興聖寺の住職を迎えて「百八灯祭」があり多数の参詣人で賑わう。また大晦日の除夜の鐘が、昭和30年に寄進の大梵鐘で撞かれる。







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改築前の名称北村観音庵
現在の名称北村観音堂
所在地徳島県三好郡東みよし町加茂2116
祭祀仏
(像高(cm)/種別/材質/年代/西暦/備考)
観音菩薩立像/38.0cm/本/木/天保2年/1831年/厨子に記入あり
弘法大師坐像/34.0cm/合/木/不詳/不詳/
阿弥陀如来坐像/38.0cm/合/木/不詳/不詳/
大日如来坐像/30.0cm/合/木/不詳/不詳/
愛染明王立像/40.0cm/合/木/不詳/不詳/金剛夜叉明王かも



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